小学校受験の生活面の準備2

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こんにちは。
クラルス代表の松岡です。
この度、ご卒園された皆様、ご卒園おめでとうございます。
卒園された生徒様からの無事卒園されたというお写真付きのご報告メールに、改めてお姉さん、お兄さんになったと嬉しく思います。

さて、今後、幼稚園受験や小学校受験をお考えのご家庭にお子様との関わり方を連載にて掲載したいと思います。

今回は「自分の考えを自分の言葉で話すことの重要性」です。
お子様はお教室での行動観察やグループワーク、面接練習等で自分の考えを自らの言葉で伝えられておりますでしょうか。

目の前に台本があるかの様なセリフを話していませんか?

また、お母様やお父様がお子様に“こういう風に言われたら、こう答えた方が良い“等とアドバイスされていませんか?

小学校受験の面接や行動観察(グループワーク)では自分の考えや意見を求められます。
ご家庭やお教室で「こう言われたらこの様に答えなさい」等と良かれと思ってアドバイスをされますと、初めて行うグループワークや面接でなぜ、どうしてと深く回答を求められた際に、どう答えて良いかわからず黙ってしまうことが多くあります。
どう答えるのが正解なのか、わからなくて言葉が出ないのです。

「なぜ」「どうして?」まで自分の言葉で伝えられる様に、日頃からお子様の言動や行動に対して「どうしてその様な行動をしたの?」、「どうして、そう思うの?」と問いかけてみて下さい。
お子様の行動に責任を持たせてください。
また、お教室は本番に向けて練習する場だと思いますので、『自分の思っていることを伝えてごらん』と送り出してあげてください。
行動観察でも自分の言葉で伝える力は必要です。
臨機応変に対応出来る力を本番までにつけられることが大事になります。

学校側は完璧な回答を求めているのではありません。自分の思っていることや、考えていることを自分の言葉にして相手に伝えられる、対応力のある子を求めているのではないでしょうか。