【小学校受験】併願校の受験でも第一志望感を大切に

入学式の親子

受験を考える際、本命校の他に併願校も受験される方が多いかと思います。本命校への強い気持ちはもちろん大切ですが、併願校に対しても同様に、しっかりと「第一志望感」を伝えることが重要です。これが合格に繋がる大きなポイントになることが少なくありません。

学校側は、志望度の高い生徒を特に歓迎します。志望校に対して真摯な気持ちを表明することで、学校との相性をアピールでき、好印象を与えることができます。具体的には、願書や面接の際に「なぜこの学校を選んだのか」「この学校で自分がどのように成長できると感じているか」を明確に伝えることが大切です。

□願書での第一志望感の出し方

願書を書く際には、ただの形式的な内容ではなく、その学校の教育方針や特徴、行事など、心から共感できる部分を具体的に述べましょう。たとえば、「貴校の〇〇に共感し、貴校での学びが将来〜なると強く思っています」など、学校独自の魅力に触れ、将来像を伝えると説得力が増します。

□面接での第一志望感の伝え方

面接の場では、志望理由を自分の言葉でしっかりと話すことが求められます。その学校での学びや経験がお子様にどう影響を与えるか、将来どのような姿を描いているかを具体的に伝えると良いでしょう。また、自然な笑顔やしっかりとした姿勢も、相手に誠意を感じさせます。

□併願校にも真剣な姿勢を

たとえ併願校であっても、その学校に対して真剣な姿勢を見せることは、結果的に自分にとってプラスとなります。学校側も、「本校を本気で選んでくれている」という思いを受け取れば、熱意のある生徒を迎えたいと考えるのは自然なことです。

受験はどの学校でも「ご縁」が大切です。本命校だけでなく、併願校でもしっかりと第一志望感を伝えることで、志望校との良いご縁をつかむための一歩を踏み出しましょう。