前回の記事では課題点を見つける事が重要だと記載しました。
一例ではありますが
「ご挨拶する時や発表する時に恥ずかしがってモジモジしたり小さい声になってしまいます。」とご相談されることがあります。
たしかに、秋までには改善しなければなりません。
「しっかりとご挨拶しなさい!」
「声が小さくて聞こえないわよ。もう一度!」
とお母様やお教室の先生から何度もやり直しをさせられたり、指摘されているのではないでしょうか。
もちろん、指摘したいお気持ちは十分に理解できます。
ただ、恥ずかしがり屋の性質を持ったお子様には、そのような声かけによって、ますます萎縮し、自信を失い、更にモジモジしたり声が小さくなっていくでしょう。
「恥ずかしくてモジモジしちゃうよね。」
「昨日よりも姿勢が綺麗だったね。」
「声がどんどん大きくなってビックリしちゃったわ」
「〇〇ちゃんなら出来るよ!」
等、恥ずかしいという気持ちを受け入れつつ、昨日までのお子様よりも素敵だったところに目を向けて、大袈裟に褒めて、認めてあげることにより、お子様は自分に自信を持てるようになります。
結果として、課題が自然と克服される場合が多いと感じます。
お子様を信じて、前向きな言葉がけをしてみてはいかがでしょうか。