夏休みは、普段よりまとまった時間を確保できる貴重な期間です。今は難しい問題に挑戦している時期ですが、この時期だからこそ、基礎をしっかり固めることがとても大切です。そこでおすすめなのが、「ばっちりくん」や「こぐま」など、これまで学習してきた単元の総復習です。
一度学んだ内容でも、意外と忘れていたり、簡単な問題でつまずくことがあります。夏休みの今なら、以前よりスムーズに解けるはずです。1冊を15分程度で進めるペースで取り組むと、1時間半で5〜6冊を確認でき、短時間で効果的に復習ができます。
もしそれ以上の時間がかかる場合は、無理に難しい問題に取り組むのではなく、お子さまの理解度に合わせて、少し易しい問題に戻ることをおすすめします。基礎を固めることで、秋以降の難しい問題への取り組みも安心して進められます。
また、復習の際には「間違えた問題をそのままにしない」ことがポイントです。なぜ間違えたのかを一緒に確認し、解き方のコツを整理するだけでも、力の定着がぐっと進みます。夏休みは時間に余裕があるので、焦らずじっくりと確認できるチャンスです。
お子さまの学習の自信を高めるためにも、この夏は「難しい問題を進めるだけでなく、基礎を振り返る時間」を意識してみてください。しっかり土台を固めることで、過去問がよりスムーズになり、受験への準備も安心して進められます。