最近、「非認知能力」を謳う学校が多くなったように感じます。
昨年の面接でも非認知についてご家庭でどのように取り組まれているのかを具体的に聞かれた学校もあります。
「非認知能力」とは
□感情のコントロール:自分の感情を理解し、適切に表現する能力。
□コミュニケーション能力:他人と効果的に意思疎通する能力。
□自己管理能力:時間管理や目標設定、自己規律など。
□共感能力:他人の感情や視点を理解し、共感する能力。
□協調性:他人と協力して働く能力。
□レジリエンス:困難やストレスに対処し、回復する能力。
□問題解決能力:創造的に問題を解決する能力。
上記ですが、子育てでどうアプローチすることが有効かを考えてみました。
□感情のコントロールについて
絵本や物語を通じて、登場人物の感情について話し合う。
□コミュニケーション能力
お子様が話すときには目を見て話を聞き、反応を示すことで、コミュニケーションの大切さを教える。
また、お子様が質問したり、意見を述べたりできる環境を整える。
さまざまな場面を想定して、親子でロールプレイを行い、適切な会話の仕方や反応を学ぶ。
□自己管理能力
毎日のスケジュールを一緒に作り、時間の管理や順序立てを教えることやタスクをリスト化し、達成した項目にチェックを入れることで達成感を味わわせる。
□責任を持たせる
年齢に応じた家事やペットの世話などの家庭内で責任ある仕事を持たせ、自分の役割を果たすことの大切さを教える。
□共感能力
相手の気持にに立って考えるように、この言葉を発したら、相手はどのような気持ちになるのかを考えられるように促したり、困っている人を助ける経験を通じて共感の心を育む。
□協調
グループ活動により、協力して目標を達成する経験を積ませる。
生活の中で家族で役割分担をして協力することを学ぶ。
□レジリエンス
失敗したときに叱るのではなく、何が間違っていたのか、どうすれば次はうまくいくのかを一緒に考えたり、小さな成功体験を積み重ね、自信をつける。
□問題解決能力
積み木やパズルなど、創造的に問題を解決する遊びを提供する。
日常生活の中で起きる小さな問題を一緒に解決し、論理的思考を育む。
これらの方法を少しでも意識して取り入れることで、ご家庭で非認知能力を育むことができるのではないでしょうか。